味噌玉のお話会 vol.02
2025年11月30日

みのわの東の山裾に位置する西光山無量寺にて、参加者約30名のもと、第二回目となる味噌玉のお話会を開催しました。

当日は、無量寺住職の中川清健さんをはじめ、第一回のお話会でお話しくださった小林貴子さん、そして無量寺のある北小河内区を代表し、地域の食に詳しく、実際に味噌玉作りを経験されてきた藤森敏子さんをお招きしました。

また、味噌玉を日本に広めたといわれる法燈国師の生誕の地、松本・福應寺より中川さんをゲストにお迎えし、法燈国師にまつわる紙芝居を披露していただきました。
ご住職からは歴史的な視点でのお話を、小林さんからは発酵についてのお話を、藤森さんからは味噌玉作りの具体的な方法に加え、当時の食や暮らしについて伺うことができ、非常に貴重な機会となりました。

この会には地域の方々も多く参加してくださり、味噌の試食や、お寺の奥様お手製のお漬物を囲みながらの談話の時間では、それぞれの家庭の記憶を思い起こしつつ、当時の暮らしの様子を、若い世代や移住者、外国人の参加者にも自然とシェアしてくださいました。


参加者の中には、この会を通して
「改めて味噌や野沢菜を食べ、みんなと話す中で、やはり大切なものだと感じました。面倒だと思って終わらせていたことを反省しました。これからは、また暮らしに取り入れていきたいです。」
と感想を寄せてくださった方もいました。


現代の暮らしは、何かと気忙しいものです。
けれど、こうしてお茶を囲み、語らい、手を動かす時間は、やはり人生にとって欠かせない豊かな時間だと感じます。




《伊那谷の味噌作り》



伊那谷には、味噌を仕込む前に、しばらく丸めて
吊るしたり、積み重ねて置く

「味噌玉」という仕込み方法があります。
今は少なくなった味噌玉での味噌仕込みをこの地に残したい。そんな思いからはじまった味噌玉の会です。

伊那谷の味噌玉

※こちらは、五福が主催する[五福の巡りあるくらしプロジェクト]

の一環となります。このプロジェクトは一般財団法人長野県文化振興事業団アーツカウンシル推進局の支援をもとに、地域の皆さんと創り上げていきます。自然豊かな信州の風土から生まれ、受け継がれてきた地域文化をこの先の未来に
も繋げたい。まだ知らなかった伊那谷の地を一緒に旅しませんか?


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